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【劇場へようこそ】平成中村座(東京・浅草) (1/2ページ)
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江戸三座(中村座、市村座、森田座)ゆかりの東京・浅草の浅草寺境内に、5年ぶりに帰ってきた平成中村座。歌舞伎俳優、中村勘三郎さんの江戸の芝居小屋復活の思いから2000(平成12)年、東京の隅田公園で「法界坊(ほうかいぼう)」を上演したのが始まりで、歌舞伎ファン以外も注目する仮設劇場だ。
「江戸時代にタイムスリップして、昔のハレの場を楽しんでいただきたい」と話すのは、松竹取締役の荒牧大四郎さん(57)。その言葉通り、カラフルに並ぶ幟(のぼり)を横目に、角切銀杏(勘三郎の定紋)の掲げられた劇場に入ると、天井から下がる「平成中村座」と大書きされた提灯(ちょうちん)が目を引く。案内のお茶子さんも気持ちよく動き、錦絵で描かれた芝居小屋にまぎれ込んだ気分で上演前からワクワク。
「お客さまと舞台の距離の近さ、普段は見られない角度の客席も魅力」と荒牧さんが説明する通り、客席数832席の濃密な空間は、舞台が近い。舞台左右2階に設けられた桜席からは、普段は見られない舞台真横からの目線が楽しめる。
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