[PR]
ニュース: 文化 RSS feed
【京のいろ】茶色「丹波栗」 秋を抱きこんで (1/3ページ)
日差しが和らぎ、空が一段と高く澄み渡る実りの季節。山里に植わる栗の木は、丸いイガをたわわに実らせる。熟れた実はぽつぽつと地面に落ちてイガを開き始めた。秋の味覚を代表する栗。収穫が始まった森林の恵みは、さわやかな秋の風とともに食卓を豊かに彩ってくれる。
■甘さを育む「気温差」
一面に栗林が広がる。木には青いイガが実り、地面には熟れて開いた茶色いイガが散らばる。何となく懐かしさを感じるのどかな風景が広がる。
丹波地方は、栗の栽培に必要な「昼夜の気温差」が大きい。深い谷などの地形で、夜は気温が下がり、明け方は霧が立ちこめるなどしてさらに冷え込む。一方、日中の気温は高い。独特の気候風土のもと、生産者たちによって守られ、育まれてきた特産だ。
肥料を撒(ま)いて土壌を整え、大きな実を育てるために剪定(せんてい)する。春には接ぎ木をしたり、害虫を駆除したり。草刈りといった作業も欠かせない。
やっと迎えた年に1度の収穫。JA京都本店の企画営農課によると、今年の収穫は「夏は酷暑で雨が少なかったものの、まずまず良好」。収穫の出だしは順調のようだ。
このニュースの写真
[PR]
[PR]




