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【カトルセゾン劇団四季】「トロイ戦争は起こらないだろう」 阿久津陽一郎さんインタビュー (1/4ページ)
■未知なものに触れ 新たな自分発見
ライオンの王子、ギリシャのさわやかな若者、エジプトの武将、BC級戦犯として裁かれる軍人…。阿久津陽一郎(あくつ・よういちろう)が演じてきた役柄は多彩だ。現在は「トロイ戦争は起こらないだろう」(ジャン・ジロドゥ作、浅利慶太演出)のトロイの王子役でジロドゥの奥深いせりふと格闘し、さらに役柄の幅を広げている。
■平和への祈り込め
「トロイ〜」は、フランスを代表する劇作家、ジロドゥが、1935年に書いた。ファシズムが台頭し、第2次世界大戦への暗雲が立ちこめた時代、平和への祈りと戦争への悲嘆を込めた名作悲劇だ。劇団四季では57年に初演し、巨大な脚がそびえ立つ舞台美術などが話題になった。
阿久津は、「古典的なせりふを、ジロドゥの時代や世界観から離れず、現代に生きた言葉で客席に届ける。稽古(けいこ)の最初のうちは霞(かすみ)をつかむようでしたが、ジロドゥの時代と現代の感覚、両方を丁寧にたどっていくようにしました。幕が開いた今も毎日がチャレンジです」と、手応えを話す。
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