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【写真劇場】田川啓二 オートクチュールビーズ刺繍展 光の反射にこだわってデザイン (1/6ページ)
■シーン1
華麗なドレスから名画の模写、屏風(びょうぶ)、メリーゴーランドなど、ビーズ刺繍(ししゅう)デザインの第一者、田川啓二氏の作品が、9月9日に日本橋三越本店(東京都中央区)で開幕する「田川啓二 夢の世界 オートクチュールビーズ刺繍展」で一堂に展示される。ビーズ刺繍の芸術性を追求した約100点にのぼる作品は、ビーズ刺繍でしか表現できない目映(まばゆ)い光の世界に見る者を誘う。
ビーズ刺繍は、文字通り、ガラスのビーズやスパンコール、宝石などを1つ1つ針で生地に縫い付けたものだ。田川氏がデザインした作品はすべて職人が手で刺繍しており、オートクチュール(高級注文服)のイブニングドレスや名画の精巧な模写ともなれば、熟練職人でも半年から1年はかかるという気が遠くなりそうな作業を経て生み出される。
「ビーズ刺繍の最大の魅力は光の反射」。田川氏はこういう。同じ材料を使っても刺し方によって光の反射は違う。材料の大きさや形、バランスでも違ってくる。そして見る角度によっても変わり、同じドレスでも常に微妙に違って見える。このため田川氏は、ドレスなどをデザインする際、光の反射に徹底的にこだわる。
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