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【写真劇場】「日本最後の秘境」トカラの夏(上) 有数の活火山を擁する 自然の宝庫 (1/5ページ)
鹿児島県の屋久島と奄美大島の間を縫うように点在している小さな島々がある。“日本最後の秘境”とも称されるトカラ列島(鹿児島県十島(としま)村)。絶海の島々が織りなすトカラの自然は多くの人を魅了してやまず、来年7月には今世紀最長の皆既日食も観測される。そんなトカラ列島を7月に訪れた。今回の写真劇場では、3回にわたってトカラの夏をお届けしたい。
■シーン1
間近にみえる諏訪之瀬(すわのせ)島から勢いよく噴煙が出ていた。
トカラ列島は、霧島・屋久島火山帯に属する火山列島だ。その中心にある諏訪之瀬島の御岳(おたけ、799メートル)は、江戸時代の1813(文化10)年に大噴火を起こした。今も火山活動は盛んで、1956(昭和31)年の観測開始以来、毎年のように噴火を繰り返す日本有数の活火山である。
鹿児島からフェリーで6時間あまり。ようやく列島北端の口之島(くちのしま)に到着する絶海のトカラは漢字で「吐●(●=口へんに葛)■(■=口ヘンに剌)」と表記するが、古くは日本書紀で、火を吐く「吐火羅」とも記された。諏訪之瀬島の噴煙をみると、それもうなずける。
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