ニュース: 文化 RSS feed
舞台「オットーと呼ばれる日本人」主演・吉田栄作さんインタビュー (1/4ページ)
このニュースのトピックス:言語・語学
「ゾルゲにはナチスの侵略を許せない気持ちがあり、尾崎さんは帝国主義の中に入って日本という国家を変えたかったのだと思う。ともに世界がどうなっていくかを考え、個人がどこにベクトルを向けたかの違いがある」と語る俳優の吉田栄作さん■信念を貫いた人間像に共感
俳優の吉田栄作(えいさく、39)が5月27日から、東京・初台の新国立劇場で始まる舞台「オットーと呼ばれる日本人」(木下順二作、鵜山仁(うやま・じん)演出)で、主人公のオットー(尾崎秀実(ほつみ))を演じる。「自分は映像の俳優だと思っているが、主人公の生き方、作品のメッセージ性にひかれた」という吉田。3度目の舞台出演で、意味深長な英語のせりふを操るスパイという難役に挑む。
「オットー−」は戦後日本を代表する劇作家、木下が1962(昭和37)年に発表した。20世紀最大のスパイ事件といわれるゾルゲ事件を題材に、日本人の尾崎とドイツ人のスパイ、ゾルゲという実在した2人の男の生き方が描かれる。前半は1930年代初頭の中国・上海、後半は40年代前半までの東京が舞台で、アメリカ人、中国人らが加わる国際的スケールの作品。劇中では、ゾルゲはジョンスン(グレッグ・デール)と呼ばれ、宋夫人の名をもつアメリカ人女性(ジュリー・ドレフュス)も2人の仲間として登場する。

