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時代とともに高度化する浮世絵 「ミネアポリス美術館秘蔵 浮世絵展」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:美術・芸術
鈴木春信、喜多川歌麿(うたまろ)、東洲斎(とうしゅうさい)写楽(しゃらく)、葛飾北斎、歌川広重らビッグネームの代表作が勢ぞろいした「ミネアポリス美術館秘蔵 浮世絵展」が、奈良市の奈良県立美術館で開かれている。保存状態のよい色鮮やかな日本美術コレクションがずらり。17世紀後半〜18世紀の浮世絵誕生期から幕末まで、時代を追いながら浮世絵の変遷を通観する。
今や「UKIYO−E」は世界に誇る日本文化として認識されている。ゴッホやマネから現代美術に至るまで、美術界に及ぼした影響は計り知れない。
まずは、浮世絵に多色刷をもたらし「錦絵」を完成させた春信(1725ごろ〜70年)から。前後期で計36点そろうのは珍しく、古典を当世風に置き換えひねりのきいた“見立て”の趣向に思わずにやりとさせられる。代表作「座鋪(ざしき)八景」は必見。
浮世絵黄金期を築いた歌麿(1753ごろ〜1806年)は「南国美人合」などの代表作を展示。北斎(1760〜1849年)の「冨嶽三十六景」は計11点出展されるが、いずれも天保前期(1830〜37年)の初版という貴重なもの。欧州から入ったベロリン藍を使った鮮やかな青、大胆な構図の妙にはうならされる。


