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【京都MONO語り】カルタ「大石天狗堂」 みやびな世界へ誘う (1/5ページ)
このニュースのトピックス:美術・芸術
お姫さま、お殿さま、お坊さん…。子供のころ、裏返しに積み重ねた絵札をドキドキしながら1枚ずつ取って遊んだ「坊主(ぼうず)めくり」。学生時代には、授業で丸暗記した百人一首。しかし、大人になって改めて手に取ると、その美しさに新鮮な驚きがわいてくる。描かれた平安装束(しょうぞく)や色の取り合わせに日本古来の美意識があふれ、不思議と心が落ち着いていくようだ。一枚の札に託されたみやびやかな世界。京都で作られ続けてきた小さな美術品は、今もなお、多くの人をとらえてやまない。
■絵と文字だけ 息づく日本美
「カルタ」はポルトガル語だ。英語で言うと「カード」。小さな長方形の厚紙に、絵や言葉を描いて遊ぶものの総称で、花札や小倉百人一首などの歌カルタ、いろはカルタなど種類も多い。
16世紀、ポルトガルから日本に入り、日本に古くからあった貝合(かいあ)わせなどの遊びと相まって発展してきたという。











