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知ってた?横浜の陶磁器「ハマヤキ」 故郷に錦 (2/2ページ)
≪160点を集め展覧会≫
ハマヤキはどれも器の底に作者の名が記され、欧米ではオークションで高値で取引されるなど、数十年前から評価が高かった。ところが日本では“ハマモノ”などと呼ばれ、装飾過多な図柄は粗雑で悪趣味とさげすまれてきたという。
「輸出品だったため、実際にモノが日本にはなかった。そのため最近まで不名誉な評判ばかりでした」
約160点の作品を集めたこの展覧会は、日本人コレクターが海外で集めた作品が主だ。
展示品の9割を出品したのは横浜在住のコレクターの田邊哲人さん(65)。「横浜に暮らしながら横浜の歴史を知らなかった。横浜生まれの焼きものがなぜ欧米の人を魅了したのか知りたかった」と40年前から、海外に流出したハマヤキを欧米などから買い集めてきた。
田邊さんは「作品には明治の先達の物作りに対する真摯(しんし)な姿勢がある。まさに物作りの原点です」と熱っぽく語る。
展覧会が開かれている県立歴史博物館の一帯は、かつてハマヤキの陶磁器商が軒を連ねていた場所。その地でコレクターが海外から買い戻したハマヤキの展覧会が開催された。「まさに里帰りです。これがハマヤキの価値の見直しにつながればいいのですが」と佐々木さんは話している。
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展覧会は6月22日まで(月曜休館)。観覧料大人800円。問い合わせは同館(電)045・201・0926。