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国宝、薬師寺展にグッときた。 イラレストレーターなど みうらじゅん (2/2ページ)
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日光・月光菩薩が東京におこしになる−。
薬師如来は少し淋(さみ)しい気持ちで奈良におられるのであろうか。
東京国立博物館で今回、従来の美術品としての展示と違い、高台の回廊を作り、照明をいい具合で当てて2尊の魅惑シルエットを白い壁に映し出していた。
飛鳥時代から現代まで、絶えることなくその慈悲の輝きを放ち続ける日光・月光菩薩像。人はただ自分の無力を感じ、お縋(すが)りするしかない。同じく展示されている八幡三神坐像といい、吉祥天(絵画)といい、聖観音像といい、日本美術のスゴさを見せつけられた。音声ガイドは女優・市原悦子さん。「家政婦が見た」仏像解説もおもしろい。
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「国宝薬師寺展」は6月8日まで、東京・上野公園の東京国立博物館で開催中。金堂の「日光・月光菩薩立像」が2体そろって寺外で初公開されているほか、「聖観音菩薩立像」「吉祥天像」など国宝の数々を、工夫を凝らした展示空間で観ることできる。月曜休み。