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【京のいろ】高台寺 ねねが笑っている (2/3ページ)
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庫裏の外観は、白壁と木のコントラストが美しい。屋根瓦の端には一つ一つに「高臺(台)寺」の文字。その瓦を使った庫裏正面の屋根は、お椀を伏せたようなやさしい曲線を描いている。間宮さんが「禅寺としては珍しい女性らしさ」と指摘するものの一つだ。寺の顔のゆえんでもある。
庫裏の正面に進むと、「夢」と書いた衝立(ついたて)があった。港素堂(みなとそどう)・建仁寺(けんにんじ)前管長の書で、高台寺を象徴する字でもあるという。
「秀吉とねねの夫婦は、百姓からトップにまで登り詰め、夢をかなえた。また、秀吉は辞世の歌で<つゆとおち つゆときえにし わがみかな なにわのことも ゆめのまたゆめ>と無常を詠んでいる。この夢という字を高台寺ではいろんなところで使っているのです」
間宮さんの説明だ。
拝観者は圧倒的に女性が多いそうだ。開創したのが<ねね>がだからだ。そこに<夢>が加わり、魅力がアップする。




