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【ヒマラヤの風】古都パタンは町全体が美術館 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
■シーン3 今も色鮮やかな「神の恩恵」
ネパールでは石像さえも色鮮やかに見えるのは「ティカ」のためだ。ティカは、ヒンズー教徒が額につけ、神の恩恵などを示す印だが、実にさまざまな色のものが露店で売られていた。人々は額に付け、神仏の像にもつけ、礼拝していた。神様も仏様も、石像自体は黒ずんでいて地味なのに、ティカや供花などで、頭などが鮮やかな赤や黄色に染め上げられている。
寺院の中をのぞけば、花をまき散らした上で祈祷(きとう)する人々の姿がみられた。古い重厚な建物の中で目の覚めるような色彩がちりばめられ、ただの歴史的建造物ではなく、現在も人々の暮らしの中に息づいていることがわかる。カメラを向けると、「10ルピー(約16円)」ときっちり撮影料を要求した行者もしばらくすると、静かに瞑想(めいそう)に戻っていった。(文:木村さやか/撮影:早坂洋祐(はやさか・ようすけ)/SANKEI EXPRESS)






