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【ヒマラヤの風】古都パタンは町全体が美術館 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
■シーン1
ネパールの首都カトマンズから南へ約5キロ。「美の都」と呼ばれる古都パタンのダルバール広場には、精巧な彫刻が施された旧王宮、寺院が並ぶ。カトマンズは多くの商店やレストランなどが軒を連ねる、にぎやかな町だが、パタンはユネスコの世界遺産に登録されており、町全体が美術館のイメージだ。
5月に世界最高齢の75歳でエベレスト(8848メートル)登頂を目指しているプロスキーヤー、三浦雄一郎(みうら・ゆういちろう)さんの遠征隊が4月初め、登頂準備のためカトマンズに滞在していた際、周辺の町を歩いた。
パタンには、いたるところに神の像が見られる。ネパールには330万の神々がいるという。日本の神様に比べ、ネパールの神様たちは、なまめかしい姿で抱き合っていたり、昼寝していたりと、妙に俗っぽい姿で描かれていて、見飽きない。
外国人に興味津々の子供たちが、覚えたての英語を使いたくて仕方ないといった表情で、町案内を買って出てくれた。シバ神の前で、小さな女の子がこうひと言。
「知ってる? シバにはねえ、何百人も奥さんがいて、とっても忙しいのよ」
伝承にも妙な人間臭さがあるところも、おもしろい。






