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「もったいない」を広げたい 華道・池坊青年部がリサイクルアート (1/2ページ)

2008.4.24 08:12
このニュースのトピックス美術・芸術
稽古の残りの小枝などを再利用した作品の前に立つ池坊美佳さん=大阪市中央区・高島屋大阪店稽古の残りの小枝などを再利用した作品の前に立つ池坊美佳さん=大阪市中央区・高島屋大阪店

 ■残り枝、割りばしでアート作品

 華道家元池坊の若手でつくる青年部(代表・池坊美佳さん)が、リサイクル活動を目的とした「池坊もったいないプロジェクト」を発足させた。これまで当たり前のように捨てていた「おけいこの残り枝」と「使用済み割りばし」を回収し、作品の材料として有効活用する。美佳さんは「小さな『エコ活動』ですが、長く続けていきたい」と話し、身近な取り組みを展開している。(武部由香里)

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 プロジェクト発足のきっかけは、美佳さんが海外へ行った際、「生け花の作品を作るときに切り落とした枝をどうするのか」とよく問いかけられたこと。「美しく生けるために枝を切っています。自然に反しているわけではありません」と答えてきたが、省みると、生け花教室では大量の小枝をごみ袋に入れて捨てている。

 美しい芸術としての生け花作品と捨てられる小枝はいずれも、もとは同じ自然の産物。「華道人として、自然からいただいた恩恵に対して感謝の気持ちを表すことはできないか」。そう考え、小枝を作品に使うことを思い立ったという。

 ただ、池坊の生け花は伝統文化として代々受け継がれてきた格式もある。内部からは「本来使わない小枝や割りばしなどを使うのはいかがなものだろうか」との意見も出た。それでも「池坊生け花は、草木の命を見つめ、花と人が出合い、人が花に心を寄せ思いを託すもの。芸術作品としてのお花も、残り枝もどちらも大事にしたい」という美佳さんの強い信念が実を結び、プロジェクトは昨年春、青年部の事業としてスタートした。

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稽古の残りの小枝などを再利用した作品の前に立つ池坊美佳さん=大阪市中央区・高島屋大阪店
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