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【ヒマラヤの風】首都よりも快適な村 (3/3ページ)

2008.4.17 13:59
このニュースのトピックス地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
【ヒマラヤの風】ナムチェ・バザール周辺で高度馴化のためのトレッキングをする三浦雄一郎さんら。ところどころ雪化粧した山肌が美しい=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)【ヒマラヤの風】ナムチェ・バザール周辺で高度馴化のためのトレッキングをする三浦雄一郎さんら。ところどころ雪化粧した山肌が美しい=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)

 根負けしてレストランを出ると、「2つで2000ルピー(約3000円)」「オミヤゲ、イイ」と片言の日本語でしっかり売りつけてくる。

 三浦さんがサウスコルからエベレストを滑った1970年当時、シェルパはまだ裸足で歩いていたという。「靴をプレゼントしても、大事に取っておくと言って荷物にしまいこんでしまって、履かないんだ。それから比べたら、シェルパの暮らしもずいぶん変わったよ」と教えてくれた。

 たしかに、今ではアウトドアブランド(偽物かもしれないが)のダウンジャケットにザックを背負い、スニーカーを履いている。ロッジで働く中年女性が携帯電話でしゃべっていたのには、心底驚いた。

 だが、この村を流れる時間はあくまでもゆっくりしている。近代化がじわじわ進んでいるのに、なぜかあくせくした感はない。村を囲むヒマラヤの山々のスケールが、あまりに大きいからだろうか。屈託のない笑顔の人々と雄大な山並みを眺めていると、そんな気がした。(文:木村さやか/撮影:早坂洋祐(ようすけ)/SANKEI EXPESS)

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【ヒマラヤの風】ナムチェ・バザール周辺で高度馴化のためのトレッキングをする三浦雄一郎さんら。ところどころ雪化粧した山肌が美しい=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)
【ヒマラヤの風】シェルパ族の村、ナムチェ・バザールの子供たち。石畳の道を元気に走り回っていた=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)
【ヒマラヤの風】中国チベット自治区からナムチェ・バザールに行商へ来たチベット族の男性。ビデオカメラに興味を示した=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)
【ヒマラヤの風】村中で遊ぶシェルパ族の子供たち。表情が豊かだ=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)
【ヒマラヤの風】チベット族の行商人が売る靴を品定めするシェルパ族の男性=3月24日、ネパール(早坂洋祐撮影)
【ヒマラヤの風】ナムチェ・バザールの土産店で販売されていた色鮮やかなアクセサリー=3月23日、ネパール(早坂洋祐撮影)
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