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【ヒマラヤの風】首都よりも快適な村 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
■シーン1
ネパール・クーンブ地方でシェルパ族最大の村、ナムチェ・バザール。5月に世界最高齢の75歳でエベレスト登頂をめざすプロスキーヤー、三浦雄一郎(みうら・ゆういちろう)さんの遠征隊の高度馴化(じゅんか)のトレッキングでは、この村に滞在した。階段を少し登るだけで息が上がってしまう高所での低酸素状態に体を馴(なら)らすとともに、休養を取るのが目的だ。
ヒマラヤの山々が三方に迫る村に入ると、雑貨や土産物店、英語の看板を掲げたロッジなどが細い石畳の道沿いに並び、地元の子供たちが元気に走り回っていた。ベーカリーにピザ店、ネットカフェまであり、原稿を送るのにも困らない。政府の計画停電や断水、そして自動車の排ガスに悩まされる首都カトマンズよりも、高地のこの村のほうが、実は快適かもしれない。
■シーン2 シェルパなしにエベレスト登頂は語れない
到着した翌日の朝、シャンボチェに登った。夜半の雨は高所では雪に変わっていたらしく、ところどころ雪化粧した山肌が美しい。毎週土曜日の午前中に定期市が開かれる広場も眼下に望めた。定期市にはチベットやインドからも荷物を背負った売り手が集まって来るという。






