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【週末読む、観る】浅野忠信がチンギス・ハーンに…「モンゴル」ほか (3/3ページ)
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第1部ではパステルカラーの絵画を思わせ、第2部では一転して寒色の映像に。大がかりなダンケルクの戦場シーンでは、1台のステディカムを使い、長回しで撮り上げた。
今年のゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)に輝き、アカデミー賞では作品賞など7部門にノミネートされ、音楽賞を獲得した。
きょう12日からの東京・新宿テアトルタイムズスクエアを皮切りに、全国順次公開される。
「パラノイドパーク」計算された映像と音楽
16歳のアレックス(ゲイブ・ネヴァンス)はスケートボードを抱え、パラノイドパークへやってきた。だが誤って警備員を死なせてしまい、あわてて逃げ帰る。翌日から何事もなかったように振る舞うが、心の内では…。
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「エレファント」をはじめ、若者を数多く描いてきたガス・ヴァン・サント監督。今回はブレイク・ネルソンの同名小説を基にした。「スケートボーダーたちが違法に作った伝説的な公園で、若者たちが何を考え、どんな生活をしているのか、興味を持った」という。
映像と音楽にこだわった。ウォン・カーウァイ組のクリストファー・ドイルを撮影監督に起用し、スローモーションを多用したスタイリッシュな映像世界を展開する。一方でフェデリコ・フェリーニ映画を支えた作曲家、ニーノ・ロータの曲を当時のまま流していたりもする。
「もっと違う撮影スタイルもたくさん盛り込んだ。ニーノ・ロータの曲を加えたのは、それしか合わないシーンがあったから。しかも独特な質感があるので、当時録音されたものを使った。とても面白い効果が出たと思うよ」
そんな計算された映像と音楽によって少年の心情を浮き彫りにし、昨年のカンヌ国際映画祭では60周年記念特別賞を受賞した。
きょう12日からの東京・シネセゾン渋谷を皮切りに、全国順次公開される。




