ニュース: 文化 RSS feed
【週末読む、観る】浅野忠信がチンギス・ハーンに…「モンゴル」ほか (1/3ページ)
今年の米アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた4カ国合作「モンゴル」で、主役のチンギス・ハーンを演じた浅野忠信。今後も話題作の出演が相次ぐほか、オムニバス「R246 STORY」では2度目のメガホンも取った。今回は快進撃を続ける浅野に加え、英米の異才監督が原作ものに挑んだ「つぐない」と「パラノイドパーク」を取り上げる。
「モンゴル」浅野忠信 国境超え、世界を駆ける
監督の食指が動く俳優なのだろう。若手の野心作からベテランの大作まで、さまざまな映画に起用されてきた浅野忠信。デビュー20年を迎えた今年、本場ハリウッドのアカデミー賞授賞式まで体験してしまった。
「実感がないまま出かけたんですけど、周りが興奮しているのを見て、自分がすごい状況にいるんだなぁと思った。華やかな場所で、映画がこんなに盛り上がっている。うらやましかったですねぇ」
受賞は惜しくも逃したものの、外国語映画賞候補となった「モンゴル」は、ドイツ・ロシア・カザフスタン・モンゴルの4カ国合作。監督は「コーカサスの虜」などで知られるセルゲイ・ボドロフ。浅野にとって外国人監督とのコラボレーションは6度目となる。モンゴル語と乗馬の猛特訓を経て、チンギス・ハーンになりきった。
「ロシアの監督が、モンゴルの英雄を、日本人の役者を使って、中国の内モンゴル自治区で撮影する。それが面白いと思ってオーディションを受けた」という浅野。母方の祖父はネイティブ・アメリカンで、幼いころはイジメにも遭ったらしい。
「学校というのは枠に収めようとするから、窮屈でしたねぇ。でも、映画の世界に境はない。この撮影現場には13カ国のスタッフやキャストが入っていて、混沌(こんとん)とした状況でした。ひたすら暗記してきたモンゴル語のせりふが突然変更されたり、けがも絶えなかったり。だからもう、何が起こっても、ちょっとやそっとのことでは驚かなくなりましたよ(笑)」




