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【ヒマラヤの風】女神のほほえみ 追い求めて (2/3ページ)
このニュースのトピックス:地球の頂点へ 三浦雄一郎、75歳の挑戦
■シーン2 山が、世界が平穏であるように
ブッダの智恵の眼が世界を見渡す「ストゥーパ(仏塔)」や、経文が刻まれた「マニ石」。街道のあちこちで、彩色あざやかな宗教的建造物が目を引く。
2001年の国勢調査によれば、ネパール国民の約8割はヒンズー教徒。だが、山岳地帯に住むシェルパ族などはチベット仏教を信仰しているほか、土着信仰も残っているという。
マニ石や仏塔は、必ずその左側を通る。回すと経を唱えるのと同じ功徳がある「マニ車」があれば、右手で回す。シェルパのダワヌルプさん(32)にそう教わって歩くうち、道の真ん中に石の塊があれば、無意識のうちに左側へ進むようになった。
マニ車は回すと、「チリン、チリン」と鈴が鳴るものあった。大きいものは回すのも、ひと苦労だ。無事に登れますように…。山が、そして世界が平穏でありますように…。自然とそんな祈りをささげるようになった。





