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奥井理 色鮮やかな19歳の軌跡 遺作画文集出版、展覧会も (2/2ページ)
このニュースのトピックス:美術・芸術
そして15年には、高校教師だった父親の則行さん(62)が自宅1階を改装して、作品を常設展示する「OKUI MIGAKUギャラリー」を開設した。「デパートの展覧会のときに絵を見た人たちから『いつも作品を見られる場所があるといいですね』と言われたのがきっかけでした」と則行さん。
現在は喫茶ギャラリーとして運営され、コーヒーを飲みながらゆったりと作品を鑑賞できる。「昨年5月から11月までの間に1000人が訪れました。名古屋からわざわざ作品が見たいと来てくれた人もいました」というほどの好評を得ている。
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今回の東京展は、彼が一人暮らしをした立川で開かれる。則行さんは「理が気に入って暮らし、そして旅立った地で開かれるのは、とてもうれしい。多くの人に見ていただければ理も喜ぶと思います」と話す。
若くして亡くなった画家の卵の絵を愛する、山田かまち水彩デッサン美術館(群馬県高崎市)の広瀬毅郎館長も「魅力があります。ぜひ東京で見てみたい」と展覧会を心待ちにしている。
「OKUI MIGAKUギャラリー」には、来場者が自由に書けるノートが置かれている。
「自分は、さして人に誇れるものもなく、26歳になって、いつも自分に対して疑問や情けなさを感じていました。ここへ来たら、何か得られるような気がしました」
そんな来訪者の素直な声が寄せられている。
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展覧会は札幌展が11〜17日、紀伊国屋書店札幌本店。東京展は5月26日〜6月8日、立川市のオリオン書房ノルテ店。問い合わせは札幌の「OKUI MIGAKUギャラリー」(月曜休み)(電)011・521・3540。


