MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 文化 皇室学術アートブックス囲碁将棋写真RSS feed

波乱の人生が描いた 女性らしい世界 マリー・ローランサン展 (1/4ページ)

2008.3.25 19:13
このニュースのトピックス美術・芸術
【現代アートクルーズ】マリー・ローランサン展  「モンテスパンとラヴァリエール」(1952年ごろ)  (提供写真)【現代アートクルーズ】マリー・ローランサン展  「モンテスパンとラヴァリエール」(1952年ごろ)  (提供写真)

 バラ色やグレー、ブルーなど、独特の淡い色調で美しい女性を描き続けた画家、マリー・ローランサン(1883−1956年)。生誕125周年の今年、波乱に満ちた生涯とその美の世界をたどる「マリー・ローランサン展」が、大阪市港区のサントリーミュージアム〔天保山〕で開かれている。どこか幻想的な画風は、美しいものや自分らしい美の表現を求め続け、たどり着いた彼女独自の世界。初期から晩年まで約90点の作品からその変遷を追う。

 夢のようなきれいな絵。そんなイメージでみると、初期の作品にはずいぶん驚かされる。デッサン力を感じさせる写実的な自画像や、キュビズムの影響を受けて単純化された自画像−。まだ自分らしさをつかみきれない、若い画家の姿が目に浮かぶようだ。

 婚外子として生まれたローランサンは母と2人で暮らし、美しい母を畏敬(いけい)した。書物や歌が好きだった母の影響は、モチーフとして描かれる数々の楽器など、ローランサンの絵にひんぱんに登場する。

 パリで絵を学び、古いアトリエ「洗濯船」でパブロ・ピカソや後に恋人となる詩人、ギヨーム・アポリネールらと出会った初期の作品には、彼らから受けたキュビズムの影響が色濃い。ところが、作品をたどるうちに特徴的な褐色や強い線は消え、ピンクやグレーに彩られていく。

このニュースの写真

【現代アートクルーズ】マリー・ローランサン展  「モンテスパンとラヴァリエール」(1952年ごろ)  (提供写真)
【現代アートクルーズ】マリー・ローランサン展  「自画像」(1908年)=マリー・ローランサン美術館蔵  (C)ADAGP, Paris&SPDA, Tokyo, 2008(提供写真)
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。