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【私のおしゃれ学】作家・石田衣良さん 文化力を育て 他者と差をつける (3/4ページ)
このニュースのトピックス:くるま
「メディア対応力、編集者との対人調整力、独自のアイデア、文章力、時代を見る目、メディアで流れるキャラクターの魅力、売れるか売れないか…。すべてが欠けることなく一定のレベルでそろっているのが自分の力だと思います」と語る作家、石田衣良さん(大石一男撮影) 【衣裳協力】23区HOMME(23区オム) シャツ1万8900円、パンツ1万6800円、ベルト9975円、シューズ2万9400円(問い合わせは(電)03・5476・5811)自分の書いた原稿を読み返しながら涙を流すことがある。昨年12月、NHKのドキュメンタリー番組でも、その場面は紹介された。自作に感動できることも才能の一つだろう。石田さんが自覚する才能とは?
「僕には圧倒的にうねりのあるプロットを作ったり、大長編を書いたりといった強い武器はない。ただ一つ、書きながらバランスが崩れないのが強み」
バランスですか…。
「メディア対応力、編集者との対人調整力、独自のアイデア、文章力、時代を見る目、メディアで流れるキャラクターの魅力、売れるか売れないか…。すべてが欠けることなく一定のレベルでそろっているのが自分の力だと思います。これが恵まれた10年間の理由じゃないですかね」
撮影とインタビューが終わると、取材スタッフの女性が恐縮しながら差し出した本に、彼女の名前と石田さんのサイン、そして「雪が溶けたあたたかな午後に」と書き添えた。(文:市川雄二/撮影:大石一男/SANKEI EXPRESS)

