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【ミーハー歌舞伎入門】魅力ある役者を愛すべし (1/2ページ)
このニュースのトピックス:「SANKEI EXPRESS」から
歌舞伎の魅力は、エラい先生がもう言い尽くしております。蘊蓄(うんちく)本もいっぱいありますので、お勉強したい方はそちらをご参照ください。
ではミーハー歌舞伎入門者が、手っ取り早く歌舞伎の魅力を知りたいなら、どうしたらいいか。難しいこと抜きに「とにかく魅力ある役者のファンになる」のが早道かと存じます。ね、昔好きだったアイドルだって、いいと思えば情報が魔法のように頭入ったでしょ? 「むむ、よいではないか!」のポイントはたぶん、「美しい」か「芝居がうまい」になるかと思います。
まず美しい役者。文句なく100人が100人、その美しさに驚愕(きょうがく)する人といえば、いわずとしれた坂東玉三郎(ばんどう・たまさぶろう)様です(11面に戻り、下の写真をごらんください)。
ううむ、美し過ぎる。このお方、出てくるだけであの広い歌舞伎座の空気が一変します。記者は初めて客席で見た時、凝固し、呼吸を忘れました。究極の「生ける美!」とでも申しましょうか。若い読者が大部分でしょうが、冥土(めいど)の土産だと思って「ナマ玉さま」を見ておきましょう。いずれ孫にも自慢できます。
一方、芝居のうまい役者。これも好みが分かれるでしょうが、初心者にも分かりやすい「世話物」と呼ばれる人情話で、特に光るのが中村勘三郎(なかむら・かんざぶろう)様、と独断いたします。
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