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【町猫浪々】ボクたちに安住の地はあるのかな (2/2ページ)
【町猫浪々】太田威重 「恵まれない境遇にありながらも日々をひたむきに生き、時に無邪気な表情を見せる彼ら。いつの時代も人間の営みに翻弄(ほんろう)され続けてきた東京の町猫は、これまでもそうであったように、それでもなおわれわれの傍らに在る」(太田威重さん提供)
あれからはや20年。休むことを知らない大都市は、あたかもそれが宿命であるかのように日々変貌(へんぼう)を続けている。かつて猫たちが住んでいた町の多くは様相が一変し、彼らの居場所はますます少なくなっている。東京に彼らの安住の地はあるのだろうか。
下町から繁華街、そして拡大を続ける湾岸地帯へと、猫の気配に導かれるままに訪ね歩いた。恵まれない境遇にありながらも日々をひたむきに生き、時に無邪気な表情を見せる彼ら。いつの時代も人間の営みに翻弄(ほんろう)され続けてきた東京の町猫は、これまでもそうであったように、それでもなおわれわれの傍らに在る。(写真家 太田威重/SANKEI EXPRESS)
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■おおた・たけしげ 写真家。1944(昭和19)年、東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒。70年代後半から写真を撮り始め、80年代後半、バブル期の都市の荒廃を目にして以来、東京と猫をテーマに写真を撮り続けている。写真集に「東京−猫もよう」(平凡社)など。隔月刊誌「猫生活」(緑書房)に「東京町猫録」を連載中。

