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【癒しの写真集】あたたかい日常が被写体 戸高美香子さん
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色とりどりのイルミネーションが年の瀬を迎える街を彩る。せわしさに追い立てられるこの時期だからこそ、心を揺さぶられる癒やしの写真で、ちょっと一息ついてみませんか。
ありふれた風景から、懐かしくて暖かい日常を切り取るのは、千葉県佐倉市の写真作家、戸高美香子さん(34)だ。アマチュアカメラマンの父の影響で、幼いころから写真に興味を持っていた戸高さんは、慶応大卒業後、仕事をしながら写真教室に入会。洗濯物や自転車など、日常の風景を切り取った作品は、喫茶店や歯科医院などに飾られるようになった。
デジタルの時代にあえてアナログにこだわり、フィルムを重ねたり、手作りのフィルターを使ったりして、触感を呼び起こす作品に仕上げる。「遠くに行ってきれいな場所を探すより、消火栓や電線など身近にあるほっとするもの」が被写体だ。「派手な生活ではなく、当たり前なことが幸せ。普通の生活を幸せに過ごしている人の気配が好き」と自らの心を揺すぶられる瞬間を語る。
9月には初の写真集「STORY」(1500円)を出版。11月28日〜12月3日まで千葉県の勝田台駅で行われた父子展には、通勤客など約1600人が訪れた。中には、うろこ雲が浮かぶ大空の写真(「彼方」)を前に、「人間はなんてちっぽけなんでしょう」と涙を流す女性の姿も。来年2月には、東京・神田の「神田珈琲園」で写真展を開く予定だ。
写真集などの問い合わせはユーピー企画(047・483・7753)へ。



























