カスピ海に面するアゼルバイジャンは歴史的にトルコやペルシャ、ロシア、ソ連などの支配を受け、結果的に多様な文化的建築物を残すことになった。その典型は11世紀ごろ治めていた国王シルヴァン・シャフ・ハーンの宮殿(写真は宮殿内のモスク)だろう。こうした歴史的建築物を擁する首都バクー(ペルシャ語で「風の町」の意)は2000年に世界遺産に登録。だが、大地震などで損壊が目立ち、修復もままならないことから、03年に危機遺産に指定された。