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卑弥呼の墓か、築造期一致 歴博研究グループ調査
邪馬台国の女王卑弥呼の墓説がある奈良県桜井市の前方後円墳、箸墓(はしはか)古墳(全長約280メートル)の築造時期が、土器などの科学的分析で240〜260年と推定されることが、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の研究グループの調査で分かった。
中国の歴史書「魏志倭人伝」によると、卑弥呼は248年ごろに死亡したとされる。研究グループの春成秀爾同館名誉教授(考古学)は「時期が一致し、卑弥呼の墓の可能性が極めて高くなった」と指摘。畿内説と九州説に2分される邪馬台国の所在地論争に影響を与えそうだ。
研究グループは「放射性炭素年代測定法」と呼ばれる手法を使い、箸墓古墳の周濠(しゅうごう)から出土した築造時とみられる土器10点に付着した炭化物を分析、測定値を年輪年代測定法の年代で換算した。この手法には、精度や測定データ処理に対し、慎重な見方をする研究者もいる。
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