奈良県橿原市の観音寺地区遺跡で、縄文時代晩期(約2800年前)の樹木の根株30本分がまとまって見つかり市教委が27日、発表した。幹は直径1メートル近いものもあり、大地にしっかり根を生やした状態で出土。木は、洪水で一気に埋まり、地中で真空パックされたため残ったとみられ“縄文の樹海”をほうふつとさせる資料として注目される。
一方、川跡からは、直径1・8メートルのサークル状に杭(高さ20〜80センチ)を34本並べた遺構を確認。杭の間につるをからませて、上流から泳いできた魚を追いつめる「定置式漁法」の仕掛けと判明した。