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第140回芥川賞・直木賞贈呈式 “3度目の正直”3人が喜びの声 (1/2ページ)
3人とも3度目の候補での受賞〈3度目の正直〉として注目を集めた第140回芥川賞と直木賞。20日、東京・丸の内の東京会館で行われた贈呈式には、約1300人の出版関係者や知人らが駆けつけ、3人の喜びの声に聞き入った。
『ポトスライムの舟』で芥川賞を受けた津村記久子さん(31)は登壇直後、「すごい人…」と漏らし、大勢の聴衆に圧倒された様子。「(受賞に)まだ驚いたままです」と続け、「書いている間だけは『これは自分でやることだ』と手が動く実感を持てる。(それは)幸福な感覚でした。この実感を持てるなら、今までよりもさらに小説を書こうと思いました」と、訥々(とつとつ)と語った。
『悼む人』で直木賞の天童荒太さん(48)は、「実に長い間、机の前にしか座っていなかったので、足や腰にキノコやカビが生えかけていた自分が、竜巻に巻き込まれるような日々でした」と、受賞決定後の1カ月を回想。「この作品自体を書き上げたことで幸せでしたし、現在も多くの読者から熱い言葉が返ってきている」と、感謝の言葉を述べた。
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