[PR]
ニュース: 文化 RSS feed
水鳥形の子持ちの鳥形埴輪出土 兵庫・朝来の池田古墳
このニュースのトピックス:歴史・考古学
古墳時代中期(5世紀前半)の王墓とされる「池田古墳」(兵庫県朝来市和田山町)で、最古の水鳥形をした子持ちの鳥形埴輪(はにわ)が全国で初めて出土し、県立考古博物館が20日、発表した。周濠そばの墳丘のすそ部で見つかり、同博物館は「水を使った『導水祭祀』の道具として置かれたらしい」としている。
池田古墳は全長約141メートルで、但馬地方最大の前方後円墳。出土した水鳥形の埴輪はガンやカモをかたどっており、子鳥の大きさは長さ約10センチ、高さ約6センチ。鳥形埴輪のそばで4個出土した。出土状況から、親鳥の周りを囲むように置かれた可能性が高いという。
鳥形埴輪はほかに6個が見つかり、墳丘と外部を結ぶ道路の役割を果たしていた「渡土堤(わたりどて)」の斜面に施された葺石付近でも等間隔で出土した。
花園大学文学部の高橋克壽・准教授(考古学)の話「古墳のすそに水を用意して、墳丘をこの世と異なる他界とみなし、そこへ魂を運ぶ意味を込めて水鳥を置いたのではないか。この時期から『葬るだけ』から『あの世』への意識が高まったとみられる」
現地説明会は3月1日午後1時半から。
このニュースの写真
関連ニュース
[PR]
[PR]



