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【よみがえった世界遺産】メキシコ国立芸術院(1)
このニュースのトピックス:米州
メキシコの世界遺産で修復が成功した顕著な例は、1987年に世界遺産に登録された「メキシコ・シティの歴史地区とソチミルコ」の国立芸術院だろう。20世紀初頭の建物だが、革命で建設が中断されたこともあり、ドームや天井からの雨漏りなど、内部の絵画や装飾への影響が懸念されていたが、修復によってよみがえった。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)によって登録された世界遺産は現在、878件。だが地球温暖化や政治・経済的な理由によって遺産の保護が危機にさらされている。そうした中、アメリカン・エキスプレス財団(米ニューヨーク)はワールド・モニュメント財団(同)と連携し、1995年から23カ国29カ所の遺産保護に、310万ドルを資金援助してきた。
一方、日本勢では住友財団(東京)が年間8500万円の予算(2008年度)で内外の「文化財維持・修復事業」に取り組み、世界遺産を含め過去17年間で25カ国488件の文化財保護に11億6000万円を提供してきた。日米両財団の支援でよみがえった世界遺産を再び紹介する。(押田雅治)
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