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【断 潮匡人】TBSに次回作を提案する (1/2ページ)
このニュースのトピックス:コラム・断
昨年12月24日夜、TBS系列で「あの戦争は何だったのか 日米開戦と東條英機」が放送された。「ドラマとドキュメンタリーで綴(つづ)る」2部構成。ドラマで東條英機役を務めたビートたけし氏ら俳優陣の演技は秀逸だった。
気になったのはドキュメンタリーだ。「A級戦犯・東條英機 その責任と統帥権」と題し、統帥権を「魔物」と酷評。内閣、防衛省、自衛隊と降りる図解を用い、安住紳一郎アナが「公民の授業のようになりますが」「内閣の中に防衛省があり、今の自衛隊はその指揮下にあります」と説明。続けて鳥越俊太郎氏が「これがシビリアンコントロール」と解説した。
正確を期すなら、自衛隊は防衛省の指揮下にはない。防衛省と自衛隊は同じ組織の別名である。誤解が消えないのは、公民の授業で防衛問題を忌避してきた結果であろう。
番組の善悪二分法にも違和感を覚えた。行司役は、監修者でありオリジナルテキスト著者の保阪正康氏。海軍善玉、陸軍悪玉史観に加え、東條に冷たく、近衛文麿と山本五十六を持ち上げた。
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