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東日本文化の影響を受けた大規模集落跡か 奈良の縄文晩期遺跡
このニュースのトピックス:歴史・考古学
祭祀用とみられる土偶や装飾が施された石棒が出土した奈良県橿原、御所両市の縄文時代晩期(約3000年前)の遺跡。骨を納めたとみられる土器棺墓や、近畿では珍しい縄文時代の平地住居跡も出土し、一帯は縄文文化が発達した東日本の影響を受けた大規模集落だった可能性が強まった。西日本の縄文文化の実相を知る上で貴重な資料になりそうだ。
調査は、京奈和自動車道インターチェンジ建設に伴い、橿原市側の観音寺地区遺跡の約1万3000平方メートルと、南に約200メートル離れた御所市側の本馬地区遺跡の約4000平方メートルで行われた。県立橿原考古学研究所などは、一帯には4万平方メートルに及ぶ大規模な集落があったと推定。埋葬エリアが観音寺地区遺跡、居住エリアが本馬地区遺跡だったとみている。
両遺跡からは計19基の土器棺墓が出土。人骨は残っていなかったが、数基ずつまとまって見つかり、家族ごとに埋められた可能性もあるという。本馬地区遺跡の平地住居跡は直径6メートル。縄文時代の住居跡の出土例は、穴を掘って築造する竪穴式住居が中心で、御所市教委によると、平地住居は近畿では兵庫県の佃遺跡に次いで2例目という。
現地説明会は7日午後1時から。JR和歌山線玉手駅から北へ徒歩約30分。問い合わせは同研究所((電)0744・24・1101)。
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