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5世紀中頃の大量の埴輪片出土 大阪・御廟山古墳
このニュースのトピックス:歴史・考古学
世界文化遺産への登録を目指す大阪府の百舌鳥・古市古墳群の1つ「御(ご)廟(びよう)山(やま)古墳」(百舌鳥陵墓参考地、堺市北区)の発掘調査を行っている宮内庁と堺市は27日、古墳周囲から5世紀中頃の大量の埴(はに)輪(わ)片が出土したと発表した。墳丘の全長は現在の186メートルが約200メートルだったことも判明、埴輪の製造時期や大きさから、応神天皇陵第2候補にふさわしい古墳であることが改めて確認された。
崩壊が進む墳丘の修復工事に伴って、3段に積まれた墳丘の1段目の斜面とテラス部を調査。その結果、一段目テラスの端に並んだ円筒型の大型埴輪(直径40センチ)の列を検出。周囲には2段目斜面からずり落ちた葺(ふき)石が見つかった。さらに1段目斜面の下部にも大量の葺石のほか、冑(かぶと)形、蓋(きぬがさ)形など埴輪の破片を多数確認。祭祀を行ったと考えられている造り出し部に近い場所では、押しつぶされたような形で家型埴輪が見つかった。
いずれも5世紀中期ごろの製造とみられ、近くにある仁徳天皇陵の埴輪よりやや古く、仁徳より古い応神天皇の陵墓としての可能性が残った形だ。
また墳丘は、江戸時代に濠を浚渫(しゆんせつ)した際に崩れ、浚渫で出た土砂をかぶせられていたことも判明。全長が現在より約14メートルほど、後円部で15メートルほど大きい約110メートルだったことが確実となった。
現地見学会は29、30両日午前9時〜午後4時まで。宮内庁管理の古墳が現地公開されるのは初めてで、希望者は近くの大仙公園催し広場に集合する。
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