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宮中出入りチェックの門籍木簡 滋賀・紫香楽宮跡から出土 (1/2ページ)
奈良時代に聖武天皇が造営した紫香楽宮(しがらきのみや)(742〜45年)があったとされる滋賀県甲賀市の宮町遺跡から、宮殿の門を出入りする官人をチェックする「門籍(もんじゃく)木簡」が出土したと18日、甲賀市教委が発表した。
門籍木簡はこれまで平城京と藤原京(いずれも奈良県)の9例以外に出土例がなく、市教委は「離宮のイメージが強い紫香楽宮だが、都市として機能していたことがはっきりした」としている。
門籍とは宮殿の警備を定めた奈良時代の宮衛令(くえいりょう)に定められた制度。官人それぞれに出入りできる門が決まっており、IDカードのように官位と姓名を書いた札を門で照らし合わせ、合致すれば通行できる仕組みだったとされる。
出土した門籍木簡は長さ17.7センチ、幅2.5センチ、厚さ5ミリ。表側に「申外西門籍 □ 多治比□」、裏側に「道道道□□□曽□」(□は解読不能)と墨書されている。縦に2つに割れており、片方の下部は焼けている。
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