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【断 大月隆寛】ケータイに課税を
このニュースのトピックス:コラム・断
タスポが大苦戦のようです。例の自販機でタバコを買うときに必要になった個人認証カード。だから言わんこっちゃない。そんなしちめんどくさいこと言うならコンビニで買いだめしとくよ、あるいは、ちょうどいい機会だからタバコやめちまえ、って人も案外多かったんじゃないかと。実際、今やその程度でしかなくなっているようです、タバコって嗜好(しこう)品自体へのわが同胞の依存度は。健康志向なんですな。
タバコ、酒と、かつては専売制すら後ろ盾に税金をかけていた理由は、それらがオトナの必需品と思われていたからでしょう。およそ世に出て働くくらいのオトナのオトコは、酒も飲めばタバコも吸う、だからそこにまんべんなく税金をかけても、まあ、不公平ってことにはならないだろう、てなところが、かつての課税する側の理屈だったはずです、一応。
でも、いまだにその理屈にあぐらをかいて、タスポはもとより、1箱1000円に値上げなんてトチ狂った話まで大まじめに飛び出すのは、喫煙人口が減ってるのに税収は以前と同じだけ確保しようというちょこざいなお役人脳のなせる技。どだい酒もタバコも若い世代ほどやらなくなってきているのは、身のまわり眺めて実感するどころか、統計の数字にすら表れてきているのに、最近のお役人サマってのは果たしてどこをどう見て仕事してくださってるんだか。
今なら、そうですねえ、たとえば携帯電話に課税するならまだ公平かも。もちろん猛反発食うでしょうが、でも、かつてのタバコや酒に課税した理屈でいえば、むしろこのケータイ税導入、ぜひご検討を。(札幌国際大学教授)
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