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ノーベル化学賞の下村脩さんと詩人・伊東静雄 教師と教え子だった… (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ノーベル賞
ノーベル化学賞を受賞した下村脩さん(80)の旧制住吉中学(現・大阪府立住吉高校)時代の担任教師が、中原中也や三好達治とともに現代詩を代表する詩人、伊東静雄(1906〜53)だったことがわかり、関係者を驚かせている。下村さんは後に、伊東の出身地でもある長崎県諌早市の諌早中学(現・諌早高校)に転校した。世界に認められた研究者と叙情的な詩を多く残した詩人。2人の数奇な縁に、両校関係者は「これを機会に交流を深められたら」と期待を寄せている。
下村さんのノーベル賞受賞を受けて、急遽(きゆうきょ)住吉高校は名簿などで下村さんの在籍を確認したところ、昭和17年に下村さんが佐世保中学から転入したことを記した中途入退学者名簿を発見。さらに担任教師が伊東だったことも新たに判明した。
京都府出身の下村さんは軍人だった父の関係で、各地を転々とした後に佐世保市から大阪に引っ越し、同年1月に住吉中学1学年に転入。当時の担任が伊東だった。下村さんが19年9月に諌早中学に転校するまでの約2年8カ月、住吉中学で2人は教師と教え子として過ごした。
諌早市出身の伊東は京都帝国大学を卒業した昭和4年から23年まで住吉中学で国語教師として勤務。破れた帽子をかぶるなど外見にこだわらず教育や詩作に没頭していたという。
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