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【断 中村文則】政治家こそ、笑って
このニュースのトピックス:オバマ次期米大統領
麻生首相や小泉元首相は、比較的国民に人気があるようだ。理由は色々だろうけど、オプション的な理由として、2人とも「明るい」というのがあると思う。
もちろん、政治に明るいとか暗いとかは関係ない。そんなことより政策で勝負するものだけど、選挙では何かと、色々な要因が必要になってくる。
民主党の小沢さん、鳩山さん、菅さんも、昔に比べると、何だか明るくなった。だけどもう少し、笑った方がいいかもしれない。あまり笑ってばかりだと軽薄に映る危険があるけど、絶妙に笑顔を意識し、「明るさ」も取り入れるといいような気がする。国民新党の綿貫さんも、社民党の福島さんも、共産党の志位さんも、もう少し笑った方がいいかもしれない。真剣に討論する時は鋭く、それ以外の日常では笑顔。見ている側からすると、そういうメリハリがあるとさらに効果的だ。昔ブッシュ大統領と民主党のケリー候補が戦った時、ケリーさんがもう少し明るかったら(あんなに僅差(きんさ)だったし)勝っていたかもしれない。ヒラリーさんとオバマさんも、オバマさんの方が明るい印象があり、激戦の末オバマさんが勝った。
ちょっと話は逸(そ)れるけど、ダウンタウンの浜田さんは、先輩芸人に対しても、鋭い突っ込みを入れる。なのに場が和むのは、その後で彼が笑うからである。明るさを上手く演出するあの絶妙なバランス感覚は、政治家も見習った(?)方がいいかもしれない。
まあ、政治の本筋とは関係ない話だけど。(作家)