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「最後の素粒子」発見挑む 国際プロジェクト始動 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ノーベル賞
物理学の歴史を塗り替える可能性を秘めた壮大な実験が、スイスのジュネーブ郊外で現地時間10日、始まった。欧州合同原子核研究機関(CERN)の巨大な加速器を使って、未知の素粒子発見を目指す国際共同プロジェクトだ。日本からも研究者約100人が参加しており、物質が持つ質量の起源や、宇宙誕生の謎に迫るノーベル賞級の成果が期待されている。
実験施設は世界最高のエネルギーを誇る「大型ハドロン衝突型加速器」(LHC)。地下約100メートルにある円周状のトンネル内に、極低温に冷やした約1600台の超電導磁石が並ぶ。1周の長さはJR山手線にほぼ匹敵する約27キロ。約5000億円の費用と14年の歳月をかけて建設された。
光の速さ近くまで加速した陽子同士を正面衝突させ、宇宙誕生時の「ビッグバン」直後の状態を再現。崩壊の様子を解析し、新粒子の存在を探る。
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