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過食症、拒食症、睡眠障害… ES細胞で治せるかも
摂食行動や睡眠、排尿などの恒常性をつかさどる脳の視床下部の神経組織を、人やマウスの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から効率よくつくることに、理化学研究所発生・再生科学総合センター(神戸市)の笹井芳樹グループディレクターらが成功し、米科学アカデミー紀要電子版に5日、発表した。
視床下部に異常があると、過食症や拒食症、睡眠障害などが起きることがある。笹井ディレクターは「生きた神経を使って、こうした病気の治療薬を探す研究が可能になりそうだ」としている。
チームは、ES細胞を培養する際にインスリンを除くと、高い確率で視床下部の前駆細胞になることを発見。さらにマウスの細胞を使った実験で、摂食行動を調整するニューロンなど、さまざまな生理機能にかかわる神経をつくるのに成功した。
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