平成2年のこの日、兵庫県立神戸高塚高校で、午前8時30分の予鈴とともに閉じられた重さ200キロ以上もある鉄製の門扉が、駆け込んできた1年生の女子生徒=当時(15)=の命を奪った。「校門指導」として教諭が閉めた門扉と、壁の間に頭部をはさまれてしまった。入学後初めての期末試験の日だった。
門扉を閉めた教諭には「注意義務違反は重い」として神戸地裁で有罪判決が出た。この事故を機に管理教育をめぐる議論が巻き起こった。門扉はその後、撤去された。