王制継続か、共和国となるか、第二次世界大戦後のイタリアの民衆は決断を迫られた。国民投票を前に王制継続を求めるデモもあったが、国民が選んだのは共和国としての新生だった。共和国樹立派がわずかに王制支持を上回り、王制に終止符が打たれることになった。
最後の王となったウンベルト2世は他国に亡命。48年に施行された新憲法で旧国王夫妻と王家の直系男子は帰国が禁止となった。ただ、これを定めた憲法の補則は2002年に廃止され、旧王族の入国は認められた。