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細胞の運命決めるスイッチ 理研が遺伝子発見 再生医療に光
このニュースのトピックス:人工多能性幹細胞(iPS細胞)
受精卵が成長して神経や皮膚などがつくられる際、もとになる細胞の運命を決めるスイッチの役目を果たしている遺伝子を、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が発見し、30日付の米科学誌セルに発表した。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)を用いた再生医療に応用できる成果。笹井芳樹グループディレクターは「万能細胞から狙った組織を効率良くつくるのに役立ちそうだ」としている。
アフリカツメガエルを使って約2万種類の遺伝子を解析。受精卵が細胞分裂すると最初にでき、神経や皮膚に成長する外胚葉と呼ばれる部分で、XFDLという遺伝子が働くのを発見した。XFDLが働かないと正常に発育しなかった。笹井ディレクターは「ES細胞から99%の効率で神経細胞をつくることが可能かもしれない」としている。