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「科学技術を役立てよう」 奈良「正論」懇話会で三木教授講演
奈良「正論」懇話会の第32回講演会が14日、奈良市の奈良ホテルで開かれ、同志社大学教授の三木光範氏が「人生に役立つ科学の原理」と題して講演した。三木氏は情報工学が専門で、「科学技術は生活に近いところにある。人生に役立ててもらえれば」と話した。
講演で三木氏は、「現代をむしばむ“不利益の先送り”」「人生でも示唆に富む『焼き鈍(なま)し』手法」など、科学原理に基づく4つの持論を説明。
溶けた金属をゆっくりと冷やして良質の材料に変える「焼き鈍し」の手法では、「(改良途上では)たまには悪い結果を許容すべき。目標に近づくことばかりを考えないで、遠ざかることがあってもいい」と指摘した。
そのうえで「科学技術の中に人間性を感じないといけない。そうとらえると、科学は勇気と自信を与えてくれる」と語った。



