「王家の谷」は1979年、「古代都市テーベと墓地遺跡」として世界遺産へ登録された。だが、登録前に人災によって危機に瀕したことがあった。ツタンカーメン王の墳墓が発掘された後の観光被害がその人災の最たる例。2002年、その危機を救うために動き出したのが、米国のアメリカン・エキスプレス財団とワールド・モニュメント財団だった。