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美に潜む罠…ウイルスや病原体の妖しい美しさに酔う知的探究の薦め

2008.4.29 16:06
このニュースのトピックスウイークエンド「MSN産経ニュース」
微小な腎臓結石。「膀胱の砂」ともいわれる小さな結石に光をあてている。世界最古の腎臓結石は、エジプトで7000年前のミイラの中から発見された(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。微小な腎臓結石。「膀胱の砂」ともいわれる小さな結石に光をあてている。世界最古の腎臓結石は、エジプトで7000年前のミイラの中から発見された(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。

 増殖しているがん細胞がエメラルドグリーンに妖しく輝くー。ウイルスや病気を媒介する蚊などの身体の内部構造を、電子顕微鏡などで撮影した画像を展示した「バイオメディカル写真展 100万分の1の世界」が東京・お台場の日本科学未来館(東京都江東区青海2)で5月6日まで開かれている。日本初公開。

 画像は、科学者が医学研究の過程で撮影し、医学研究支援を行う慈善団体「ウェルカム財団」(本部・英国)が1997年から催している写真コンテストの受賞した作品だ。最先端の科学研究が目的に撮影されたが、アートと見まがうほどの美しさだ。

 子供に科学技術に興味をもってもらおうと、会場では、一部顕微鏡で実際に見ることもできる。主催は製薬会社「アストラゼネカ」と駐日英国大使館など。日英国交樹立150年の記念イベントの一環として催された。神戸市、大阪府、岐阜、北海道・旭川、静岡などでも順次公開される。入場無料。

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微小な腎臓結石。「膀胱の砂」ともいわれる小さな結石に光をあてている。世界最古の腎臓結石は、エジプトで7000年前のミイラの中から発見された(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
精子。睾丸で発達している。赤の部分はミトコンドリアという細胞のエネルギー工場がある(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
おたふく風邪ウイルス。ターコイズ色の美しい輝きが、見る者を魅了する(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
金色の球が人の幹細胞。すべての細胞に分化する万能に近い能力を持つ(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・台場の日本科学未来館で無料公開。
がん細胞の核。皮膚がんの一種。核をみるために冷凍して切り開いた。中央の赤い部分が核になる(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
今にも羽音が聞こえそう。腹が赤いのは、血を吸ったから。マラリアや黄熱病などを媒介し、死ぬことも(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
マラリアに感染した蚊の消化管。球体が破裂すると、蚊の唾液内に無数の寄生生物、マラリア原虫を放出する。次に蚊が血を吸う時にマラリア原虫が移り、感染することに。致死率は高い(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
綿を作るカイコの気管。身体の表面にある「気門」から酸素をとりこんでいる(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
前立腺がん細胞のかたまり。青色の細胞は成長している。ピンクの細胞は死ぬ過程にある(アポトーシス)。(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
発達中の結腸がん。緑色の細胞は、特殊なタンパク質をもっており、がん細胞の転移に影響している可能性も(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
クロストリジウム・ディフィシル菌。院内感染で悪名高い菌。感染すると、激しい下痢大腸炎を起こして命を奪うことも。(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
妖しくも美しい乳がん細胞の塊。青い細胞が成長していき、黄色の細胞は死にゆく(アポトーシス)。(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・台場の日本科学未来館で無料公開。
大腸菌。腸の細胞にくっつくと、細胞と細胞のつながりをこわし、水分がもれ、下痢を引き起こす。激しい下痢大腸炎を起こして命を奪うこともある。(ウェルカム財団提供)
血管が壊れて、赤血球が漏れだしている。遺伝子の異常によって起きる。増殖するがん細胞に栄養を送る血管でも同様に見られる。がんの治療につながるかもしれない(ウェルカム財団提供)
食事中のイエバエ。砂糖の結晶にのって唾液ををたらし、消化して食べている。おいしそう? でも、結核菌など病原菌を運ぶやっかいものだ(ウェルカム財団提供)
ネズミの胚。光投射型断層撮影という、CTスキャンの技術を応用して、切らずに立体画像を見ることができる。神経系は緑、脊髄は青、心臓は赤に染色されている(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
ポップな色と形だが、湖や海の表面に何億と浮いている藻類である珪藻(けいそう)(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
発達中の結腸がん。緑色の細胞は、特殊なタンパク質をもっており、がん細胞の転移に影響している可能性も(ウェルカム財団提供)5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
食べ物を消化吸収するための工夫が…。ひだのすきまに食べ物の残りがはさまっている(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
世界で初めてピントが完璧に合った走査電子顕微鏡画像。骨粗しょう症患者の脊椎にある破骨細胞の働きを見ている(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・台場の日本科学未来館で無料公開。
日焼けでシミの原因となるメラニン細胞。皮膚の奥深くにあり、肌の色を決定するメラニン色素を生産している。女性の美容の大敵だ。(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
花粉の季節、花粉症を持つ人たちのくしゃみや涙の理由はこれ!アレルギー物質が体内に侵入する信号が送られるとピンク色のヒスタミン粒が細胞から放出され、いわゆるアレルギー反応が起きる(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
金色の大きな細胞は生命の源である卵子。張り付いている小さな細胞は「卵胞」で、卵子に栄養を与える。卵子は透明体とよばれるメッシュ構造の特別なコーティングに覆われる。精子を受精前にとらえるのに役立つ(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・台場の日本科学未来館で無料公開。
漏れている脳血管。青色が脳細胞で、黒い穴がその血管。脳損傷などで血が漏れると、周囲の脳細胞が死滅していく(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・お台場の日本科学未来館で無料公開。
息を飲むあでやかな美しさだが、牛や馬が大量に死ぬ口蹄疫ウイルス。コンピューター解析が施されている(ウェルカム財団提供)。5月6日まで、東京・台場の日本科学未来館で無料公開。

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