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食べればストレス緩和? 京大・奈良先端大がレタス開発

2008.4.28 21:04

 人体のストレスや炎症反応を抑えるタンパク質を葉緑体に多量に含むレタスの開発に、京都大学ウイルス研究所と奈良先端科学技術大学院大学の研究チームが成功し、28日発表した。レタスからこのタンパク質を抽出することにも成功し、ストレス緩和やアレルギー症状を和らげる医薬品や機能性食品などに利用できると期待されている。

 タンパク質は「ヒトチオレドキシン1」と呼ばれ、ストレスや炎症の原因となる活性酸素を消し去り、発がん抑制や脳梗塞(こうそく)に対する抵抗性があるとされる。京大ウイルス研の淀井淳司教授(感染防御)らが発見、奈良先端大の横田明穂教授(食物分子生理学)らと協働研究していた。

 植物の葉緑体はタンパク質の貯蔵に優れており、横田教授の研究室で、遺伝子組み換え技術を使ってレタスの葉緑体にヒトチオレドキシン1を作る遺伝子を組み込んだ。

 約350グラムのレタスから約0・7グラムのヒトチオレドキシン1が抽出でき、国の安全性の試験をパスすれば、約3年後には外界と遮断した環境に限って栽培が可能になる。研究グループは「将来的には植物工場で大量生産したい」としている。

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