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四国のツキノワグマ、7万年前に独自進化 (2/2ページ)
小池教授は「約60万年前に大陸から朝鮮半島経由で日本に入ってきたツキノワグマは、暖かい九州南部や四国南部、紀伊半島南部で定着。その後、最終氷河期以後暖かくなる約2万年前に東日本にも定着した」としている。
これにより、列島南部の暖かい地域に生息していた四国個体群や紀伊半島個体群は、最終氷河期で列島が酷寒の時期から生息し、定着。氷河期が終わるにつれ、東日本でもそれぞれの個体群が定着していたことが分かった。
これまでのDNA分析では、約5万年前に西日本グループが定着、最終氷河期が終わり、日本列島が温暖化する約2万年前から東日本グループが定着したとされている。
同NPO法人の金沢文吾理事は「ツキノワグマが健全に存続できる頭数は約100頭だが、四国個体群は約10頭しか確認できておらず、さらなる保全活動が必要」と訴えた。また、小池教授は「残念なのは、絶滅したと考えられる九州個体群の詳細な調査ができないこと」などと話していた。




