ニュース: 文化 RSS feed
四国のツキノワグマ、7万年前に独自進化 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:サイエンス・生物
日本版レッドデータブックに「絶滅の危惧(きぐ)される地域個体群」として記載されている四国のツキノワグマは、約7万年前に本州のツキノワグマから分かれ、独自に進化したことが、NPO法人・四国自然史科学研究センター(高知県須崎市)などの遺伝子調査で分かった。本州のツキノワグマからの分岐は、これまで指摘されていた時期より約5万8000年も早いことになる。
【⇒芸達者!棒を回すツキノワグマ(次の写真でクルクルと…)】
調査は、同センターと九州大学大学院比較社会文化研究院自然保全研究室によって行われ、同研究室の小池裕子教授は「四国個体群の希少性が遺伝子解析で裏付けられた」と指摘している。
小池教授らは、昨年秋から今年2月にかけ、四国個体群の11頭分の細胞小器官に含まれるミトコンドリアDNAを分析。この結果、四国個体群の独自進化は、これまでの約1万2000年前からさらに早まり、約7万年前に分岐し、定着していることが分かった。




