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明日香で石組み溝出土 飛鳥宮殿への給水施設か (2/2ページ)
このニュースのトピックス:歴史・考古学
今回見つかった溝の北西約800メートルには天武天皇(在位673〜686年)が築いた飛鳥浄御原宮(きよみはらのみや)跡があり、巨石を組み合わせた噴水施設などの苑池や水路が多数発見されている。
今回の石組み溝のすぐ北東部に平坦地があり、まだ知られていない苑池などがあった可能性もあるという。
一方、石組み溝のすぐ南には、蘇我馬子(生年不明〜626年)の墓とされる石舞台古墳、西側には馬子邸ともいわれる建物跡や大型の池(一辺約40メートル)があるが、今回の溝との関連は不明という。
河上邦彦・神戸山手大学教授(考古学)の話「大量の水を必要とした飛鳥の都には大きな川がないため、さまざまな手段で水を確保する必要があった。石組み溝を使って、尾根からの水を集めて都に流したと考えられ、壮大な都市計画のもとに整備された飛鳥の都のインフラ施設といえる」

